はいさい!やる気が出なかったツバサさー。
モチベーションがゼロ(´・ω・`)

これだと灰色が強いか。
太平洋大戦争(著:H.C. バイウォーター)を読み終わった。
といっても読み終わったのはもっと前だったんだけど、
感想を書く機会がなかったから簡単に触れていく感じで書いていこうかな。
~あらすじ~
アジアにおける日米の権益拡大はやがて双方に摩擦を引き起こし、
両国の関係が急速に悪化していき、パナマ運河での事件を切っ掛けに開戦に至った。
当初は勢いのある日本軍がフィリピンやグアムを陥落させるも、
米国はその圧倒的な生産力を活かし、徐々に日本を追い詰めていく。
そして両軍は雌雄を決する為に艦隊決戦を企図し、双方の大艦隊は遂に激突するが……。アメリカ視点で話が進んでいって、
日本軍メインで話が進む事はあまりないというのが新鮮だった。
そして意外と両軍ともに毒ガスを普通に使うし、
今回は空母も活躍するもののあくまで露払い程度の立ち位置で、
「艦隊の主力」にはなりえていないというのが驚きだった。
最近の架空戦記は空母が主力で当たり前、
戦艦は時代遅れという設定が多いものの、
この小説が書かれた1925年ではやっぱり戦艦こそが主力と考えられていたんだろうね。
その辺りは面白く読めた。
逆に空母に改装されていた赤城や加賀が戦艦に再改装されたり、
航空機は戦艦を葬れるだけの決定打を持ち合わせないみたいに書かれていて、
この辺りも当時の状況が伺えて面白い。
今でこそ航空機の著しい能力向上は当然の流れだったみたいに言われているけど、
当時からしたら搭載量もそこまでない兵器だから、
あくまで補助にはなっても空母機動部隊みたいなものが出来るとは思っていなかったんだろうなぁ。
そして最終的に日本が敗戦するものの、
本土に無差別爆撃が行われた訳ではないし、原子力爆弾も落とされていないから、
海外領土や植民地を失ったものの、史実よりは悪くない展開になった感じか。
小説内に書かれているように、
列強に返り咲くには半世紀の血の滲むような努力が必要になるだろうけど。
トラック島が簡単に占領されていたけど史実でもあの時期なら要塞化されてなかったしなぁ(´・ω・`)
読んでいただきありがとうございました!


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